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白いグランドピアノのはなし

YAMAHA C3 白のグランドピアノ

HPのトップページや【ピアノ教室ドットコム】のサムネイルで使用しているこの写真。

 

YAMAHAのC3サイズのグランドピアノが写っているのですが、

 


2019年3月現在…

 

 

実はこのピアノはレッスン室にありません…!!!

 

 

その代わりに、今このピアノがレッスン室に入っております。

白いグランドピアノ
ドーーーン!

同じじゃないの…????

 

という声が聞こえてきそうですが、全く違うピアノなのです。

 

実は、夫の実家にあった使われていない古いDIAPASONのグランドピアノをオーバーホールに出して、

なおかつ白く塗りなおしてもらったのです…!!!

(古いDIAPASONは素材や設計上、ドイツ製のピアノに負けないくらい良いピアノだそうです。その話はまた今度…)

DIAPASON グランドピアノ
キラリと光るDIAPASONのロゴ。自宅レッスン室に入れる前に、運送会社さんの倉庫で状態を確認した時の写真です。
象牙の鍵盤
夫は調律師。鍵盤アクションを調整中です。
象牙の鍵盤
今ではめずらしい?象牙の鍵盤。

DIAPASONがやってきたからYAMAHAのピアノはもうさよならしてしまったのか…???

 

 

いえいえそんなことはありません。

 

 

YAMAHAのピアノもかれこれ30年以上苦楽を共にしてきましたので、こちらもオーバーホールに出しているところです♪

 

そのようなわけで、おそらく今年の夏ごろにはYAMAHAが戻ってきて、

 

2台ピアノでのレッスンが可能となります!!

 

その時にはまたお知らせさせていただきますね。

 

最後に、

 

「なぜ白いグランドピアノなのか」というお話を…

 

私には二つ上の兄がいるのですが、その兄が初めてピアノの発表会に出演した際、

会場のピアノが白のグランドピアノだったそうです。(真っ白でなくクリーム色だったような?)

 

それを見た母が、

 

「この世の中には黒いピアノだけじゃないんだ…!!こんな素敵なピアノも存在するんだ…!!」

 

と感激したらしく。

 

また当時自宅には黒いアップライトピアノがあったのですが、母曰く、

 

「お母さんは黒は悲しい暗い気持ちになるからイヤや。」ということで(^^;

 

グランドピアノに買い替える時に迷わず白で注文したそうです。

 

おそらくそれだけではなくて、

もともと母がピアノという習いごとに憧れを強く抱いていたいう背景もあり、

 

できることなら良いピアノを用意してあげたい

 

という母の想いもあったのだと思います。 

(白は当時珍しく思えたでしょうから、より良いものとして映ったと思います。)

 

私自身、家に白いグランドピアノが来たその日は嬉しさで心が満ちていたとハッキリと覚えています。

 

そして母が買ってくれたYAMAHAの白いピアノ、今でもとても大事に思っています。

このピアノがあったおかげで、私はこうしてピアノの先生ができているわけですから…。

 

ちなみに、なんでDIAPASONも白くする必要があったかというと…

オセロみたいになるな…と思ったからです(;^_^A

 

それはそれで面白かったかもしれませんね。

それではまた…!