弾いている人の心がみえる演奏を

今日は以前勤めていた教室の生徒さんが発表会だったようで、

とてもあたたかなメールと動画をお母様が送ってくださいました。

 

中2の女の子なのですが、ベートーヴェンの「悲愴」第2楽章をとてもよく心でうたって弾けていました。

 

ここはこうやってうたって弾きたい、ここはこういう音で弾きたい

 

それがとても良く伝わってくる演奏で、先生バカかもしれませんがとても心に響きました。

 

上手な演奏ってなんだろうと考えることがよくあるのですが、

やはり、弾いている人の心がみえる演奏は素敵だなと思いますし、そういう演奏が人の心をつかむのだとも思います。

 

間違えずに弾く練習も大事、難しいテクニックを磨くことも大事

 

でも、

 

【ここをこういう風に感じて弾きたいから】このテクニックができるようになりたい!

 

という意識が、上達する一番の近道だなと思います。

 

いつも心ある演奏を。

生徒さんにも私自身も大切にしたいことのひとつです。