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チャイコフスキー国際コンクールを聴いて♪その2

連日のチャイコフスキー国際コンクールも表彰式まですべて終わり、楽しかった10日間でした!

さすがにファイナルは一晩に一人のピアニストが2曲コンチェルトを弾く(すごい…)

それを2人、3人と続けてだったので、弾く方はもちろんのこと、聴く方も大変でしたね(;´▽`A``

 

ライブ配信は深夜も深夜で毎晩一人目で脱落してしまったので、アーカイブ配信に感謝!

 

昨日今日とテレビのニュースでも取り上げられていましたが、20歳の藤田真央くんが2位という快挙!!

聴衆に愛されるピアニストだなーとひしひしと感じました。

年齢を重ねていったらどんな感性で音楽つくるんだろうとさらに興味津々。

 

1位のフランスのカントロフさんも、2次のストラヴィンスキーからのフォーレというプログラムもグッときましたし、

ファイナルもみんながチャイコフスキーの1番を弾くところを2番を弾いたりと、

めずらしい選曲で聴いていてずっと楽しかったです。

 

個人的にロシアのシシキンさん、ショパンコンクール後、ポーランドで行われていたフェスティバルのようなもので

単独でコンサートをやってるのをたまたまYouTubeのライブ配信で聴いたことがあって、

そのプログラムがとっても楽しくて、なんだか音楽への美意識の高さのようなものを感じてから気になっていたので、

彼も2位という素晴らしい成績に輝いて嬉しかったです。(↓調べてみたら動画ありました)

 

 

ファイナルには進みませんでしたが、2次のググニンさんのショパンにもおおいにときめきました。

 

コンクールはいいですね。一度にたくさんの演奏に触れることができますから。

特にこうやってライブ配信される世の中になって、演奏家もたくさんの人に知ってもらえる機会が増えました。

逆に言えば、聴く側もお気に入りの演奏家に出会える機会が増えたわけです。

 

普段はこういうコンクールやコンサートなどは個人的に楽しんでいることが多いのですが、

今回は生徒さんにも世界的なコンクールがライブ配信されていることを、たくさんお勧めしてみました。

 

『上手な演奏を聴くことは、自分の上手に繋がるよ』

 

という言葉を添えて(#^.^#)

 

始めは何が良いのかわからなくてもいい、途中で飽きてしまってもいい。

それでもいいから、生徒さんには心ときめく演奏に出会えるように、いろいろな機会を持ってほしい!

と年々思いが増しています。

 

わからないものも、だんだん耳が鍛えられてくると自分の好みもはっきりしてくるし、

ときめき感度も研ぎ澄まされて、より音楽が楽しくなってきますから…!

 

明日のレッスンでも押し付けない程度に(^▽^;)

広報活動してみます♪