音符が2オクターブほど難なく読めるようになってきて、
ハ長調から始まり、調号1つまでのⅠ、Ⅳ、Ⅴ(ドミソ、ファラド、ソシレなど)が
パッと固まりで読めるようになってきたら、
バロック音楽の楽譜を取り入れてレッスンしています(^^♪
今までは右手はメロディー、左手が伴奏といった曲が多かったのに、
いきなり右も左もメロディーを奏でるというのに、最初は生徒さんもびっくり、とまどいも正直あります。
だからこそ、少しでも心にヒットする曲で学んでほしい!!
そう思い始めたのはこの曲がきっかけでした。
みんなもれなくこの有名なメヌエット、大好きなんですよね。
そして、自ら進んで弾きたがる!
凄い曲だ…。
だから、この曲のように、なんていい曲なんだ!!弾きたい!!と思える曲がたくさん入ってる曲集あるかな?
と思って選んだのはこちら。
教育芸術社出版の、【たのしいバロックアルバム】
ただ単に私の好みだと言われればそれまでですが(;´▽`A``
バッハだけでなく、ヘンデル、テュルクなど幅広い作曲家から選曲されていて
音符も少し大きめで見やすいです。
(ほかにも、「プレインベンション」や「こどものバッハ」なども生徒さんの様子を見て使用しています)
年長さんがこの曲集に入ったところ、ピアノ経験があるお母様がおうちで数曲弾いてみたようで、
「先生…!この曲集、ほんとにどれも良い曲ですね…!!」
とテンション高くご感想を教えてくださいました。
しかも、ソロの曲だけでなく8曲連弾も入っています。
この連弾もおうちで弾いてみたようで、
でも生徒さん本人じゃなく、お父様、お母様というタッグで笑 なんて素敵。
生徒さんはまだ弾けないから、横で楽しく歌ってるとのことです笑
ちなみにこの日のレッスンで、私の無茶振りでお母様と連弾させていただきました( *´艸`)
生徒さんはやっぱり横で楽しそうに歌って、何回ももう一回弾いて!!とリクエストいただき
とってもテンションが上がった一日でした。
弾いた連弾はコチラの曲。
ヴィヴァルディの四季より冬、第2楽章。ピアノ連弾にアレンジして収録されています。
動画は2つとも同じ曲ですが、どちらも素敵な演奏だったので…♬
季節外れですが(;´▽`A``
もしよかったら聴いてみてください。
この曲、NHKの「みんなのうた」で「白い道」というタイトルで日本語歌詞が付いたものが昔流れていました。
今も流れてるのかな?
少なくともこの生徒さん家族は、それでこの曲を知ったようです♪
レッスンでは、課題の曲は少し苦戦中ですが、
生徒さんが右、私が左
私が右、生徒さんが左
という風に、一つの曲を2人でアンサンブルしながら、まず耳で両手のメロディーを感じるところから
レッスンを進めています。
それができたら、左を弾きながら右をうたう、両手で弾きながら左をうたう。
そうしていくうちに、一人で両手で弾いていても少しずつ左の音も聴きとれるようになってくるので、
連弾の曲に辿り着くころには立派に弾けるようになっているのではと思います(#^.^#)
余談ですが、この楽譜、表紙の絵もとっても素敵なんですよー!
気になった方はぜひ楽譜屋さんでまじまじ見てみてくださいね。