質の高い練習をしよう!

今週はレッスンお休みの週なので気が抜けてしまったのか?

 

風邪気味の私です(^-^;

 

始めは低気圧の影響で頭痛が…と思っていたのですが、だんだんと鼻水、鼻づまり、発熱…

そんなに体調を崩すタイプではないのに、さすがにこの寒暖の差にやられてしまったようです。

 

みなさんもお気を付けくださいね。

 

さて、そんな体調不良になる前、熱もない、そんなに体がだるいわけでもない、少し寒いかな?

とまだ風邪に気がつかずにピアノの練習に向かった私。

 

でもやっぱり体は正直で、いつもより集中力が続かないんですよね。

 

そんな不調の時は、練習の目的をグッと絞って取り組んでいます。

 

いつもは一曲通したら、はじめから最後まで気になるところは余すことなく部分的に練習、練習の最後に今日練習したことがどれくらいできるようになったか確認するためにもう一度通して終わり

といったことをしていますが、

 

・譜読みの途中のものであれば、このページのこの部分だけ覚える

・習慣的にやってるテクニック練習のものであれば、一つのテクニックだけに絞る

・難しいテクニックの部分だけ、ミスなく何回弾けたら終わり

・体力的にしんどければ、できていることを維持するための確認の作業

など。

 

集中力が続かないときほど、小さな達成感を積むことが大事だと思っています。

いつもより練習時間が短くなったとしても充実度を感じて終えることが、次の日へのやる気に繋がりますよね♪

 

その昔、学生だった頃はまるでスポ根のように、どれだけ疲れていようが具合が悪かろうが、

毎日欠かさずとりあえず長時間費やすことが正義なのだと言わんばかりに、内容のない無意味な練習ばかりしていました。

 

今ならわかります。

 

自分が最終的にどんな音楽を奏でたいのか明確なビジョンを持って、それに向かって意味のある行動をすることこそが練習なのだと。

 

少し話は変わりますが、昨年末に文化庁から出された「文化活動の在り方に関する総合的なガイドライン」について

吹奏楽部界隈では物議を醸していました。

いわゆるブラック部活といわれる問題を解決するべく、練習時間、休日などについてガイドラインをはっきりと明示したのですね。

 

この問題に触れると長くなりそうなので今日は割愛しますが(^-^;

 

私個人としては、

 

体も心も健康を維持することが集中力に繋がる=上達を早める

 

と考えています。

 

このガイドラインが出たことにより、吹奏楽にかかわる人たちの中では「量より質だ」という話があがっていました。

反対に、もっと練習する時間や場所が欲しいと思ってるのに、なんてことだ!と憤慨している人たちもいるようです。

 

概ね「量より質」に同意なのですが、もし私が生徒さん達に伝えるならば、質の高い練習を、自分の健康を損なわずに、自分が目指している音楽の方向性と相談しながら量を決める、といったような細かな説明をしてあげたいなと思います。

 

(ピアノは個人だから言えることでもあるかも。団体で行う吹奏楽だと先生方もいろいろな葛藤があるだろうなぁ…)

 

心身ともに健康に音楽をやっていきたいものです。

 

…説得力に欠けるので、風邪を早く治します(^-^;