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ピアノのレッスンは怖かったら意味がない

先日体験レッスン受付再開いたしましたところ、

さっそく年長さんと年中さんのご兄妹に体験レッスンに来ていただきました。

 

お二人ともお話を聞くのがとても上手で、リズムうちや指番号での演奏、音符カード、私とのぷち連弾など

たくさんのことをよく理解して頑張りました♬

 

お母様に教室の説明をしたり、ご質問など受ける時間での会話の中で、

 

お母様が子どもの頃ピアノ習っていた時は本当にピアノ先生は怖いもので、

レッスンがこんなに楽しいとは、時代は変わったんですね!びっくりしています!

とご感想をいただきました。

 

実は、これは体験レッスンあるある??なのですよね。

 

付き添いの保護者の方がピアノを習ったことがある場合、

 

・ピアノの先生が怖くてやめた

・せっかく長く続けていたけど、曲に魅力を感じず飽き飽きして辞めた

 

このどちらかを経験していて、だから今のレッスンってこんな感じなのか!とびっくりされることは本当に多いです。

 

このピアノの先生が怖かったというのは、私も経験済みです(;^_^A

手を叩かれるのはもちろん、ピアノの椅子から突き落とされたり…(!!)

ほっぺたやおでこに「もうすこしがんばりましょう」というハンコを押されたような記憶も…(ひぃぃぃ)

我慢強くあんまり泣く子ではなかったのですが、このときはさすがに自尊感情が傷ついて涙がポロリ…(^▽^;)

 

練習しなかった私がいけない自覚はあったのですが、そこまでしなくても~と思うようなことは多々ありました。

(自覚があった分、親にも言わなかった&親も練習しなかったあんたがいけないときっと言ったことでしょう。

時代ですかね。)

 

 でも、怖さをもってレッスンをしたところで、結局心に残るのは、

 

「怖い」

 

という感情のみで、教えていただいた内容はほとんど身に付かない場合が多いのではないでしょうか…

 

 

先生が怖いから練習する

 

 

という本当に悲しい動機でピアノを練習したところで、

一時的には上達しても、いつか必ず心が折れてしまうでしょう…

 

 

厳しさと恐怖は、全く似て非なるものだと私は思います。

 

 

 

自分が経験して無意味と感じたことは、今のレッスンには絶対に引き継がないように、

 

そして、

 

常に上達するという希望を持って臨めること、

知らないことを知れる喜びを感じられること、

「音楽」がまずそこにあって、それを弾きたいと思うから弾く!という動機が生まれること

 

これを常に意識してレッスンをしています。

 

ピアノを弾けるようにするということは、特に導入基礎では大半は基礎練習に費やされるので、

常に「楽しさ」だけがそこにあるわけではありませんが、

 

音楽を奏でる喜びが必ず先にある

 

ということをまず忘れず、生徒さん達には夢と希望を持ってピアノを弾いて欲しいといつも願っています(#^.^#)