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はじめての発表会の話

11月の発表会のために、先週あたりから生徒さん達に曲をお渡しし始めました。

まだ習い始めたばかりの生徒さんは10月から取り組む予定ですが、

それ以外の生徒さんは今日から本格的に譜読みに入りました♬

 

 

 

選曲するにあたって楽譜棚から楽譜を何冊も引っ張り出していたら、とても懐かしいこんなものが出てきました。

 

私が初めて発表会に出たときに弾いた楽譜です。

セロテープの劣化具合が、時代の流れを感じさせますね(・_・;)

字が汚い&文章が破滅していますが(どんだけダンスが上手いこと伝えたいんや…)

などのツッコミはなさらぬよう、そっとスルーしていただければ幸いです…(^^;)

 

 

先生が、この曲に合ったストーリーや絵を表紙に書いてもいいよと言ってくださったので、

『ワルツ』というタイトルにちなんで、またそのとき『シンデレラ』や『眠れる森の美女』が大好きだったので、

王子様とお姫様が踊っている曲だと思う!!と絵を描きました。

でもたぶんこのお姫様は、マリオのピーチ姫を参考にして描いているような気がします…笑

 

 

5歳でピアノ始めたので、6歳とか7歳の時…??そこらへんは覚えていませんが、

母の知り合いの方が手作りしてくださった黄色いドレスを着て、髪の毛をくるくるにまかれた記憶と

(本人の意思ではなく母にされるがままでした笑)

 

そのとき初めてグランドピアノで弾いたのですが、真ん中のドがどこかわからなくなりフリーズして

舞台袖から先生がカツカツとやってきて、私の両手を後ろから持って鍵盤に乗せてくれた記憶は鮮明に残っています(^^;)

 

というのも、当時は先生がおうちにレッスンに来て下さっていたので、アップライトピアノしか弾いたことがなく。

『真ん中のドは、ピアノのカギ穴の下よ』と教えられていたのですね。

だけど、グランドピアノには椅子に座った場所から見えるカギ穴はない…!

(正確に言うと、鍵穴はピアノの蓋の方についています。)

 

教えられたことを忠実に守るタイプだったのですね~(単に応用力がないともいう)

 

でも先生が手を乗せてくれた途端、水を得た魚のように弾き始め、最後まで楽しく弾いた記憶もあります!

そう、楽しかった。大好きだったんですね。この曲が。

 

とはいえ、鍵盤の場所がわからなくなったというショックで多少の落ち込みもあったのですが、

母から『なかなか弾き始めないから緊張してるのかと心配したけど、突然弾き始めたら何事もなかったかのように上手に弾いたから(親目線での感想です)もっとびっくりした。』というコメントにとても救われたことも覚えています。

 

 

思い返してみれば何もかも鮮明に覚えているもので、

それを思うと、みんなの心に残る素敵な思い出になるよう、毎回のレッスンで曲の魅力をたくさん伝えていきたいです♬

弾きたいから弾く。弾きたいから練習するという気持ちにみんながなりますように…!